参議院予算委員会で補正予算案の審議が始まりました。
報道によると、与党は本日5日と7日に審議をして、7日に本会議で採決し補正予算を成立させたいと考えているそうです。
予算委員会の審議は連日審議することも可能なので、どうして6日に採決しないのだろうと思うかもしれません。
首相動静をみると、安倍総理は予算委員会のため午前8時ごろから午後17時ごろまで、お昼をのぞいてほぼ国会にいます。
午前7時24分から同8時33分まで、野上浩太郎官房副長官。同44分、官邸発。同45分、国会着。同47分、参院第1委員会室へ。同52分、参院予算委員会開会。 午前11時54分、参院予算委休憩。同55分、同室を出て、同57分、国会発。同58分、官邸着。 午後0時55分、官邸発。同56分、国会着。同58分、参院第1委員会室へ。同1時、参院予算委再開。 午後4時51分、参院予算委散会。同52分、同室を出て、同55分、自民党総裁室へ。
総理は6日にマレーシアのマハティール首相と会談する予定になっており、予算委員会に出席することができないため、予算委員会が7日にずれたようです。
安倍晋三首相は6日午後、マレーシアのマハティール首相と東京都内で会談する。
また、参議院の本会議の定例日は月水金です。ですから、明日予算委員会で採決したところで、その日のうちに本会議で採決するには、本会議を開くために野党と別途交渉が必要になります。
結局のところ、7日本会議で採決を目指すのが一番摩擦が少ないので、5日と7日に審議し7日成立という予定を立てているのだと思います。