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野党、久々の勝利


■英語民間試験導入延期へ

2019年11月4日現在。

先週11月1日に萩生田文部科学大臣が、2020年度の大学入学共通テストで予定されていた英語の民間試験の導入を見送る発表をしました。

英語民間試験の導入は、懸念の声もあり、今国会(200回国会(臨時会))では、野党から「大学入学共通テストで民間試験を使わない」と大学入試センター法に明記する法律改正案が提出されていました。

■文科相の進退問題との声も

英語民間試験導入の問題については、テレビ番組でこの件について萩生田文科相が出したコメントが「教育格差を容認するもの」として批判されていることと合わせて問題が大きくなりました。野党から大臣の進退問題という声も出てきたからです。

10月25日に菅原経済産業大臣が辞任したのに続いて、10月31日にも河合法務大臣が辞任していたため、10月31日から国会審議は止まっていました。31日に野党は審議復帰の条件として英語民間試験導入の延期や予算委員会の集中審議(総理大臣が出席するテレビ中継ありの審議)の実施を求めていました。

この時点で首相官邸が取れる選択肢は論理的に4つありました。

英語民間試験導入問題の解決策

1は野党の要求に何も答えていないので、無理そうです。4は譲歩しすぎで、政府与党にうまみがないです。そして、2をするほど首相官邸が英語民間試験導入に思い入れがないので、3の文科相は辞任せず、英語民間試験を延期することにしたのだと思います。11月2日付け読売朝刊によれば、首相官邸は英語民間試験導入に関する問題を「事実上放置してきた」とあり、興味がないから文科省にまかせてきたとの見方があるようです。

■国会を止めれば政策を変えられるという実例

結局、この問題は民間試験導入延期と、11月6日と8日に衆議院と参議院で予算委員会の集中審議が行われることで与野党が合意し、国会は正常化に向かっています。

大臣が公職選挙法違反の疑いで2人連続で辞任していることと、文科相の失言により政策変更が実現しました。野党は大臣の失言を批判して国会を止めることで、政策変更を迫れるということです。

こうなると、失言を追及して国会審議を止めるのは、野党にとって最善の行動ということになりそうです。いいか悪いかは別として、そういうルールになっているということです。


野党再編と民主党の不人気


 2014年1月6日現在。衆議院と参議院で野党の数が大きく違うため、衆参で野党として統一した行動ができていません。統一した行動をとる方法のひとつとして、野党再編により、圧倒的な野党第一党を作るというものがあります。

 では、どのような組み合わせを考えればいいのかというと、これがなかなか難しいです。参議院の議席数(民主党の議席数は他の野党の議席数の合計より多い)と政権を担当したという実績を考えれば、民主党を中心として他の野党が加わればいいような気がします。しかし、他の野党は民主党政権に対してノーを突きつけた過去があるため、パッと民主党とくっつくというわけにはいきません。また、一昨年の衆議院総選挙と昨年の参議院選挙で負け続けている、「民主党」という看板を忌避するような感覚もあると思います。

 ややこしいのは、安倍政権誕生後に民主党を動かしている人たちが、民主党政権の中枢、そのすべてであるわけではないということです。民主党代表の海江田さんは大臣こそ務めていますが、民主党政権で常に政府や党の中心にいた人たちとは一線を画しています。その人たちは現状が面白くないでしょう。常に民主党政権の中枢にいた前原さんの名前が政界再編のキーマンのひとりとして出てくるのは、そういう事情もあると思います。

 つまり、野党再編という考えが出てくるのは、民主党が不人気だからです。民主党に野党としての勢いがあれば、民主党の分裂をともなう野党再編ではなく「野党勢力、民主党に結集」になるはずです。


スラスラ書けそう:PARKER INGENUITY


先日、丸善本店に行った際、ちょっと試し書きしたペンが気になっています。

PARKER INGENUITYというペンで、書いてみるとインクが淀みなくスラスラ出てきます。これなら長い時間ものを書く時でも、イライラせずに気持よく書けそうです。

ペン先は万年筆そっくりなのですが、万年筆ではありません。ペンメーカーのパーカーが生み出した、まったく新しい「第5世代のペン」なのだそうです。

買ってみたいのですが、値段が約2万円とそこそこすることと、専用の替え芯がどこでも手に入るものなのかわからないので、ちょっと様子をみています。

本体2万円+替え芯千円×?となると、この倍出して万年筆を買ったほうがいいのかな、とも思います。成人式でもらった万年筆も大分くたびれてきたので、そろそろ新しいものを買っても、もったいないお化けは出ないでしょう。

今度は万年筆の試し書きをしてみたいです。


LAMY pico


なにかを書くための手帳として、モレスキンを日々持ち歩いています。

手帳だけ持っていても何もできないので、ペンも一緒に持ち歩いています。

今年(2012年)の1月から持ち歩いているのが、LAMY picoです。

このペンは伸び縮みするペンで、ペン先の収納時の長さがちょうどモレスキンのポケットサイズの横の長さとピッタリになります。

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そうするとモレスキンの表紙についているゴムバンドに引っ掛けて持ち運ぶことができ、ペンの携帯に困ることがありません。

夏のように薄着になる時期はペンをどのように持ち運ぶのか悩むので、手帳と一体となって持ち歩けるのは大きな魅力でした。

ただ、私の書き方が悪いのか、セミナーなどで長い間書いていると肝心なところで必ずインクが出なくなります。普通のボールペンより短いぶん、picoの芯も短いので消耗が早いというのもあるのかもしれません。

セミナーなどの際は別にペンを用意するか、picoの替え芯を常にストックすることでインク切れ/インク詰まりの対処をする必要がありますね。他のボールペン用の替え芯を使えるようにするのも面白いかもしれません。