2022年6月26日現在。参議院議員選挙が公示されて最初の週末が終わろうとしています。今年の参院選の投開票日は7月10日になっています。
参院選では、有権者は2票を使うことができます。
ひとつ目は選挙区選挙で使います。選挙区選挙では、自分の住んでいる地域の選挙区から立候補した候補者に投票します。投票された票が多い候補者が当選するのですが、選挙区によって当選する候補者の人数が違います。東京選挙区では6名が当選する一方、岩手選挙区で当選するのは1名です。
ふたつ目は比例代表選挙です。全国を選挙区とした選挙で、政党か、比例で立候補した候補者に投票します。候補者に投票された票は、候補者が所属する政党の票となり、政党が獲得した票+候補者が獲得した票の合計が多ければ多いほど、その政党は議席を獲得できます。
政党が獲得した議席を比例の候補者に割り当てると、議席の割り当てを受けた候補者が当選します。議席の割り当ての優先順位は、基本的に得票が多かった候補者順に決まります。比例で立候補した候補者の中に応援したい人がいる場合は、投票用紙にその人の所属する政党名を書くよりも、候補者の名前を書いた方がよいことになります。
参院選では選挙区と比例代表に同時に立候補することはできません。選挙区で、あるいは比例代表で落選したらそれまでです。