その変化は、官僚が懸念した通りの壁で躓くことに気づいてからです。はじめは官僚がやりたくないから難色を示していると思いましたが、自治会の首長さんに会ったり市長会に顔を出すなかで、そうではないことに気づきました。
『政権交代を超えて――政治改革の20年』の湯浅誠さんのインタビューです。
この気づきのあと、湯浅さんは官僚と対立するのではなく、官僚とチームを組んで「どうやったら説得できるか」を考えるようになったそうです。政府に入った人ならではの気づきです。
こういう、体験してみてわかったことを知れるところが、インタビューのいいところです。
制度や慣習を追う立場からすると、実務をやった人のインタビューはとても参考になります。
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