衆議院予算委員会での補正予算案の審議を31日に趣旨説明をしたうえで、11月1日と2日の2日間質疑を行って採決することで与野党が合意したという報道が出ています。
補正予算案の審議については、立憲民主党の福山幹事長が「最低でも3日は必要」と主張していました。
今回の合意内容、趣旨説明を含めると審議は3日です。ただ、福山幹事長は「与党が1日で審議を終わらせると言ってる」という趣旨のこともあわせて述べています。委員会の議案の趣旨説明を行う日は、その議案の質疑を行わないという慣例があるため、補正予算案のすべての審議を、1日で終えることは考えづらいです。
つまり、福山幹事長は最低目標を交渉で達成できなかったようです。福山幹事長の発言が事実ならば、与党も質疑を2日することになったので与野党引き分けというところでしょうか。
とはいえ、質疑1日で補正予算案の審議を終えるというのは明らかに盛りすぎな要求であるため、与党のブラフであると考えられます。
別途、総理大臣が出席する予算委員会の集中審議を行うことも確認されているため、トータルでは野党の言い分も通っていると言えるかもしれません。
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