今朝の読売朝刊に、国会のペーパーレス議論が紹介されていました。
ペーパーレスは経費削減や審議時間の効率化というメリットがありますが、一方で審議の効率化は法案成立を目指す与党に有利であるため野党が難色を示しているそうです。
野党がペーパーレスになってほしくない例として紹介されていたのが、衆議院の内閣不信任決議案です。記事によると、内閣不信任決議案を全衆議院議員分印刷するのに2時間かかるのだとか。
内閣不信任決議案の採決は衆議院の最優先事項であるために、内閣不信任決議案の採決が終わらない限り他の法案の審議はすべてストップします。印刷のために必要な2時間は、決議案を提出したあと必ず国会が止まる2時間なのです。
Posted from するぷろ for iPhone.