■4月第1週終了
4月に入って、第1週が終了しました。2013年度に入りましたが、2013年度予算は未だ成立していません。
ここで審議状況を確認します。()内の数字は2012年度予算の衆議院予算委員会の審議実績です。また、カレンダーの*印は予定分です。
- 基本的質疑:4日(4日)
- 一般的質疑:3日(6日)(2013年4月11日訂正)
- 集中審議:3日(5日)*4月8日に4日目実施合意済(2013年4月11日訂正)
- 地方公聴会:1日(1日)
- 参考人質疑:0日(1日)
- 公聴会:0日(1日)*4月11日に実施決定済
- 分科会審査:0日(1日)
- 締めくくり質疑,討論,採決:0日(1日)
!!2013年4月11日追記:4月5日の一般的質疑を集中審議と間違えていました。訂正いたします。!!
2013年 4月 | ||||||
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日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 一般的質疑2 |
2 集中審議3 |
3 地方公聴会 |
4 | 5 一般的質疑3 |
6 | |
7 | 8 集中審議4* |
9 | 10 | 11 中央公聴会* |
12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 G20 |
19 G20 暫定予算期間内成立最終ライン |
20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 |
昨年の審議実績を基準に考えると、あと9日程度審議する必要があります。
■3つのシナリオ
先月末に成立した暫定予算の期間は4月1日から5月20日までです。5月20日までに2013年度予算が成立していないと、政府・与党の見積もりが甘かったことになります。そして、確実に5月20日までに成立させるには、4月19日には予算案を衆議院で可決し、参議院に送付しなければなりません。
しかし、4月18日~19日はワシントンで開かれるG20に麻生財務大臣が出席するため予算委員会は開けません。このため5月20日までに予算を成立させるには、4月17日には採決しなければならないのです。
4月17日まで、平日は残り8日。昨年の審議時間より1日少なくなります。民主党は今国会において、2012年度補正予算審議や日本銀行正副総裁人事の同意審議などで、最大限の審議時間確保を求め、勝ち取ってきました。民主党の対応により、2013年度予算の採決時期について、3つのシナリオが想定できます。
- シナリオ1:与党が5月20日までの成立確定を断念し、4月22日以降採決
- シナリオ2:野党が審議時間の確保を断念し、4月17日採決
- シナリオ3:与野党が相互に譲歩し、土日に審議して4月17日までに採決
どのシナリオになるか、新聞の政治欄などを注目して見ていきたいです。