2018」カテゴリーアーカイブ

解釈の楽しみ


政治を楽しむことは、政治現象を解釈することであると思います。

解釈とはどういうことかというと、ある表現を見て、聞いて、それが何を意味しているのかを、時間を前後して確かめることだと思います。

自分なりにある出来事とある出来事の関連が見つけたときや、人から教えられた時によろこびを感じるのが楽しいんだと思います。

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内閣改造の友


内閣改造が3日後にせまっています。

内閣改造を楽しむための冊子があります。

入閣待望組便覧という同人誌で、平成28年版がkindleにあります。

衆議院当選5回以上、参議院当選3回以上の自民党国会議員について、名前と経歴、得意な政策分野、そして、3人のコメンテーターによる○△×の入閣可否判定とコメントが記載されています。このコメントが身もふたもない感じで面白いです。

Kindle Unlimitedにも入ってるので興味のある人は是非読んでみてください。

https://www.amazon.co.jp/平成28年入閣待望組便覧-政権構想研究会-ebook/dp/B01MTMBZWX/ref=mpsa11?__mkjaJP=カタカナ&qid=1538223785&sr=8-1&pi=ACSX236SY340_QL65&keywords=入閣待望&dpPl=1&dpID=51LJxiYUNvL&ref=plSrch

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カツカレー


自民党総裁選絡みの報道で、カツカレー、カツカレーと、カツカレーの文字が何度か目に入ったせいか、ここのところカツカレーが食べたくてしょうがなくなりました。

今日、社食でカツカレーを食べたので、やっとカツカレー欲が落ち着いてきました。

職場なので写真が撮れなかったのは残念でしたが、満足できました。

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参議院自民党の役員人事は参議院議員が決める


昨日の日経新聞朝刊によると、自民党の参議院議員会長や参議院幹事長などの参議院自民党の執行部の人事権は自民党の参議院議員にあるとのことでした。

自民党総裁である安倍総理が直接決められるわけではないようです。

ただ、参院幹事長は参議院議員会長が指名したのちに、参議院議員の投票により決まるとのことになっていて、今の参議院議員会長は総裁選で安倍さんを支持した橋本議員なので、安倍さんの意向が全くないわけではないでしょう。

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自民党役員人事


自民党総裁選が終わり、党役員人事と内閣改造に話題は移っています。

報道によると、党役員人事については、二階幹事長と岸田政調会長は留任の見込みだということです。

つまり、竹下総務会長は退任という見方です。

竹下総務会長が率いる竹下派は、総裁選で自主投票にしたものの、石破元幹事長支持で竹下派を固めようとした人のひとりと考えられているので、交代の可能性はありそうです。

ただ、石破さんを支持した人がみんな役職を追われるかというとそうではなく、参議院の竹下派議員を石破さん支持でまとめた吉田参議院幹事長は留任するとみられています。

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憲法改正案の提出は内閣と議員どちらがするのか


憲法改正する場合、改正案を国会に提出するのは誰になるのでしょうか。

内閣か国会議員のどちらが改正案を出すのか、という話です。

憲法96条は各議院の三分の二以上の賛成で憲法改正案の発議をすると定めています。普通の法案なら成立する要件を満たした後に、国民投票が行われることになります。

憲法96条は、発議の要件を定めていますが、改正案の提出については、特に何も書いていません。

おそらく、憲法を守って国を運営する内閣が改正案を提出するのは差し支えがある気がするので、国会議員が提出するのではないでしょうか。

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花道


「花道」という言葉があります。

最後にはなばなしく活躍する場面を指す言葉です。政治では、総理大臣の辞任前最後の見せ場として使われます。

例えば、7年以上続いた佐藤栄作内閣は、アメリカに支配されていた沖縄の日本復帰を「花道」にして退陣しました。

安倍総理は何を自らの「花道」とするのでしょうか。また、「花道」を選ぶことができる状態で辞任できるのでしょうか。

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飽きたから腐敗した


長期政権による腐敗というものがあるとすると、腐敗の原因は「飽き」であると思います。

要は、飽きたから、賞味期限が切れたから、腐敗しているのです。実際に腐敗した事実があるかどうかではありません。

第一次安倍内閣以降の政権はすべて一年程度しか続かなかったことを考えると、第二次安倍内閣から始まった今の政権はよく飽きるほど続いたなぁ、と思います。

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安倍総裁三選


昨日、自民党総裁選挙の投開票が行われ、安倍総理が三選しました。

自民党総裁の任期は三年で連続三期までしか勤められないので、安倍総理が三年後まで政権を維持していたとしても、四年後はないということになります。

ある意味で、安倍政権の終わりの始まりといえます。

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【今週の一言まとめ6/18-6/24】


■20180618

国会の委員会には、大きく二つの種類があります。常任委員会と特別委員会です。

常任委員会は常に設置されている委員会です。定例日があり、原則週に2回審議をおこないます。

特別委員会は、毎会期議決を行なって設置する委員会で、重要な法案の審議や、常任委員会の枠に収まらない案件を審議します。特別委員会は、定例日にとらわれず、毎日審議することもあります。ちなみに、常任委員会で当然に毎日審議できるのは予算委員会くらいです。

■20180619

国会の委員会での審議は重要ですが、委員会の採決ですべてが決まるわけではありません。

委員会で可決というのは、細かく言うと「原案の通り可決すべき」ということが決まっただけであり、最終決定は本会議の採決で決まります。

■20180620

本日は通常国会の会期末でしたが、衆議院本会議で6/21から7/22まで32日間の会期延長が議決されたため、通常国会延長戦に入りました。

参議院でも会期延長の議決をしたのか確認しましたが、参議院のインターネット審議中継のサイトによると、本会議をはじめ全ての委員会がとりやめになっており、参議院での議決は今日はないようでした。

衆議院の議決だけで参議院も当然に延長されるのかもしれません。

■20180621

会期の延長の議決が衆議院でしかされていない件ですが、国会法に根拠がありました。

第11条 臨時会及び特別会の会期は、両議院一致の議決で、これを定める。 第12条 国会の会期は、両議院一致の議決で、これを延長することができる。  会期の延長は、常会にあつては一回、特別会及び臨時会にあつては二回を超えてはならない。 第13条 前二条の場合において、両議院の議決が一致しないとき、又は参議院が議決しないときは、衆議院の議決したところによる。

国会法13条により、本来の会期末である6/20に参議院が延長の議決をしなくても、衆議院の議決が国会の議決として確定します。

■20180622

終盤の国会で採決の延期という与党の譲歩が目立ったのは、会期延長を決意していたからです。

もし、夏に参議院議員選挙があったら、こうはいかなかったでしょう。

会期延長は、議員の任期の満了を超えてはできません。

参議院議員選挙がある年は、自由に延長することはできないのです。

■20180623

5月の連休前後の野党の審議拒否が「野党の18連休」と批判されているそうです。 国会に出てこなかったという点では、18連休という見方は間違っていません。

しかし、野党が審議に応じないことで、与党も様々な譲歩をしたりと、国会の正常化に向けて動いていました。 そういう意味で、国会以外の場所で与野党の幹部が交渉することもあったでしょうし、すべての野党議員が審議拒否の期間遊んでいたわけでもないでしょう。

そういう点で、18連休という批判はちょっと厳しいかなと思います。 野党支持者も、与党が交渉に応じたから審議拒否の意味があったということを主張するべきでしょう。それがたとえ、与党が少なからず譲歩しているという事実を明確にすることであっても。

■20180624

自民党が今国会で成立を目指している、参議院の選挙制度改革についてNHKで討論が行われていました。

そのなかで、野党の議員が「合区で調整が必要なのは自民党だけで、そのために定数を増やすのは受け入れがたい」という意見を述べていました。

言いたいことの趣旨はわかりますが「合区で調整するのは自民党だけ」という言葉にはがっかりしました。

合区の対象となる選挙区が、制度的に自民党の指定席になっているわけではありません。その選挙区にも野党を支持する人がいるはずです。野党は立候補者を立てないつもりなのでしょうか。

建前上は定数を増やすことは、野党が議席を増やすチャンスでもあります。

選挙で負けることが前提になっているから、増えた定数を自民党が獲得することを前提とした批判ができるのではないでしょうか。