秋の臨時国会 所信表明演説から代表質問の間隔を空けず

2016年9月21日現在。26日に召集される臨時国会冒頭のスケジュールが決まりました。26日に首相の所信表明演説。翌27日から28日まで衆議院の代表質問。28日から29日までが参議院の代表質問です。

慣例では、所信表明演説から1日空けて衆議院の代表質問になるのですが、今回は連日になります。

昨年は臨時国会が召集されませんでしたが、一昨年とその前の年も1日空けていないので、臨時国会は慣例にとらわれなくなったのかもしれません。

あるいは、自民党の二階幹事長が政府の意向を押し切って民進党の代表選が終わった後に臨時国会を召集する日程を実現させたので、野党側も譲歩したのかもしれません。

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民進党代表「批判だけでなく新しい選択肢を示す」

2016年9月20日現在。民進党代表の蓮舫参議院議員が都内の街頭演説で、「安倍政権を批判するだけでなく、新しい選択肢を提案していく」という主旨の発言をしたとの報道がありました。

批判ばっかり、というのはよくある野党に対する批判ですが、批判は野党ができる数少ない仕事のひとつなので仕方がありません。議事妨害についてもそうです。野党の議事妨害の意義については以下の記事をご参照ください。

足を引っ張るのが野党の仕事

批判するということは政府与党の政策に不満があるということです。不満があるということは、「ここが違う」という部分があるわけです。

そして、ここが違うという場合、以下のいずれかを要求することになります。
・この部分をこう変えろ!
・今までと違うことするな!

つまり、批判する時点で何らかの提案はなされているわけです。

あとはその提案に実現可能性があるかということもありますが、それよりなにより、その提案が支持者の望むものなのかというところが問題です。

提案力もいいですが、自党の支持者が本当に何を望んでいるのかを見極めることも大事なことです。

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民進党の政調会長に大串氏との報道

 2016年9月19日現在。民進党の新しい政策調査会長に大串博志衆議院議員を充てる方針だとの報道が出ました。

報道によると、大串さんは財務省出身で、税財政に精通しているとのこと。

新幹事長の野田前首相は消費税増税に政治生命をかけた方です。野田さんの信念は本物です。自身のだけでなく、仲間の政治生命も一緒にかけてしまったのですから。

今後、野田さんの執念である財政再建を実現する政策を大串さんがとりまとめていくと思われます。

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民進党の新国対委員長に山井氏との報道

 2016年9月18日現在。民進党の新しい国会対策委員長に山井和則衆議院議員を充てる方向で調整しているという報道が出ました。

 山井さんというと、厚生労働委員会の野党筆頭理事として苦労していたイメージがあります。山井さんが苦労した事例を以下の記事に書いています。

 ちなみに、委員会の理事というのは委員会のスケジュールの調整や取り扱う議題について話し合う人たちです。筆頭理事は与党と野党のそれぞれの理事の代表です。

厚労委の30分・1

厚労委の30分・2

厚労委の30分・3

民進党の新幹事長に野田前首相

 2016年9月17日現在。政権交代後、表舞台に出てこなかったあの人がついに帰ってきました。
 私の野田前首相の評価は以下の記事をご参照ください。

なぜ11月16日まで解散しなかったのか?:責任感

なぜ11月16日まで解散しなかったのか?:周囲の不同意

なぜ11月16日まで解散しなかったのか?:世論

なぜ11月16日まで解散しなかったのか?(完):解散した理由

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私の政治楽史3

あっという間に総辞職した羽田内閣に続いて成立したのが村山内閣です。自民党と社会党(民進党の一部と社民党の前身)と新党さきがけの連立政権です。

これで、自民党は一年ちょっとで政権に復帰しました。ですが、首相の村山富市さんは、自民党の議員ではなく、社会党の議員です。自民党の議員が首相になるのは、この次の内閣になります。

村山内閣は阪神大震災や地下鉄サリン事件という未曾有の事態に対処しなければならず、政権運営は大変でした。

このとき、国会を見学する機会がありました。残念なことに、赤絨毯の上を歩いた感覚しか覚えていません。あとは、村山首相の眉毛がすごいなと思った記憶があります。

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私の政治楽史2

 小学校低学年のとき、政権交代がありました。

 自民党が野党となり、非自民7党連立政権が樹立し、細川内閣が発足しました。

 しかし、政権交代後に成立した細川内閣は、政治と金の問題により、一年足らずで総辞職してしまいました。続く羽田内閣に至っては、連立与党の内輪もめにより、二ヶ月あまりで倒れてしまいます。

 総理大臣があっという間に交代してしまったのには衝撃を受けました。また、連立与党の内輪もめについて当時の担任教師が「村山さんを怒らせてしまったから、もうどうにもならないだろう」というコメントをしていたことを覚えています。

 このコメントの意味を理解するのは、これから15年以上あとになってからでした。

私の政治楽史

 私が小学生のときのことです。

 テレビでみたクイズ番組で、「現在の日本の総理大臣のフルネームは?」という問題が出ていました。回答者は苗字までは答えられたのですが、下の名前が出てこななかったため、不正解となりました。

 このとき、「総理大臣のフルネームを覚えている人はあまりいないのか」と思いました。そして、「総理大臣のフルネームを記憶しておけば、自慢できるかも」とも。

 これが、政治に関する最初の記憶です。

 ちなみに、このクイズの正解は「宮澤喜一」でした。

参議院議員ができることは「話し合って決めること」

2016年7月16日現在。参議院議院選挙は7月10日に投開票が行われ、自民党、公明党が議席を増やし、勝利しました。特に自民党は、無所属で選挙に出馬して当選した議員が自民党に入党したことで、単独で参議院の議席の過半数を占めることになりました。

今回当選した候補者は6年間参議院議員を務めます。6年後、さらに参議院議員として活動したければ、再度参議院議員選挙に立候補し、当選しなければなりません。

参議院議員の仕事は、話し合って物事を決めることです。
例えば、世の中の動きを変える法律案や国のお金のつかいみちを決める予算案の審議に加わることが仕事です。審議に加わるというのは、法律案や予算案を提出した政府に対して質問したり、賛成反対の意見表明をしたりするということです。法律案や予算案は多数決で決められます。

とはいえ、参議院だけで物事を決められるわけではありません。衆議院でも同じ法律案や予算案を審議しています。衆議院と参議院で過半数の議員が賛成したとき、法律案や予算案は成立します。ただし、予算案については衆議院で可決しただけで成立してしまうことがあります。

法律案と予算案の他の重要な案件としては、総理大臣を決めることが挙げられます。総理大臣を決める首班指名選挙に立候補し、候補者に投票することができます。

首班指名選挙も衆議院と参議院でそれぞれ行われます。両院で違う国会議員が指名されて、話し合っても折り合いがつかない場合、予算案と同じく衆議院の指名した議員が総理大臣に指名されることになります。

その他にも案件はいろいろありますが、参議院議員の仕事は、話し合って決めること、それに尽きます。

政府の仕事は、与党に所属していて、更に各府省の大臣や副大臣、政務官になった議員のみができます。

つまり、ほとんどの議員は話し合って、質問して、賛成したり反対したりすることしかできないのです。これは衆議院でも同じです。

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自分勝手に投票しよう

2016年7月3日現在。参議院議員選挙まであと一週間となりました。期日前投票を済ませた方もいれば、まだ誰に投票するか決めていない人もいるでしょう。

今朝の朝刊には各党各候補者の選挙公約が掲載された選挙公報が挟まっていました。読んでみると、政党のものはわかりやすいのですが、各候補者のものは、まぁ、よくわかりません。フォーマットが自由なためか、みんな好き勝手書いています。普通に読みにくいです。読みやすいフォーマットで書かれているだけで、納得してしまいそうです。

そんなフリーダムな感じの選挙公報をみていると、ある候補者の選挙公約に目がとまりました。その候補者の選挙公約には、日頃SNSなどで熱心に主張していることが一切書かれていませんでした。

その候補者の主張は、所属政党でも少数派です。しかも、所属政党が共闘している政党の政策にも配慮しなければならないために、選挙公報には普段の主張が掲載されていなかったのだと思います。 事情はわかりますが、ぱっと見では意味不明でした。もはや、フォーマットがどうのという問題ではありません。

■投票先をどう選ぶか

選挙公報を眺め終えて、さて投票日当日はどうしようかなと考えてみたところ、ひとつの結論にいたりました。それは、「自分にとって都合のいいことを言っている候補者や政党に投票しよう」というものです。

もしかしたら、この世にはたったひとつの真実の政治、真実の政策があってそれを選ばなければならないのかもしれません。しかし、残念ながら、私にそれを見分ける力があるとは思えません。

そうなると、どうすればいいのか。さしあたり、今の自分に役立つことを主張している政党や候補者に投票すればいいのです。それならば、真実の政策よりは見分けられる可能性が高いです。

サラリーマンならサラリーマンに都合のいい税制を訴えている人に投票するとか。農家なら農家を保護する政策を訴えている人に投票するとか。それでいいと思います。

結局のところ、どの政党も候補者も、訴えていることはひとつです。それは「日本をよりよくする」ということです。ただ、その実現方法や、優先順位が違うだけです。

ですから、自分の心のおもむくままに投票すればいいと思います。そうでなければ、国民ひとりひとりに一票を投じる権利がある意味がありません。投票は自由です。

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