カテゴリー別アーカイブ: 予算審議

与党は2月24日の採決を提案-平成29年度予算審議、第3週

 2017年2月19日現在。予算審議は地方公聴会まで終わっています。

 報道によると、与党は今月24日の採決を提案しているようです。予算案を年度内に成立させるには、3月2日までに衆議院本会議で可決すればよいです。

 24日に採決とならなくても問題はありません。

Screenshot

平成29年度予算審議、第2週

 2017年2月11日現在。衆議院の予算審議は首相の出席がない一般的質疑に入っています。

 予算審議には以下の種類があります。

  1. 首相と全閣僚が出席する基本的質疑と締めくくり質疑
  2. 首相と特定のテーマに関係する閣僚が出席する集中審議
  3. 首相が出席しない一般的質疑

 首相が予算委員会にどれだけ出席したかは、与野党の国会審議の得点になります。

 首相の出席時間が多いと与党の失点・野党の得点になり、逆に首相の出席時間が少ないと与党の得点・野党の失点になります。

 そのため、首相が出席する集中審議がどれだけ行われたかが記事になることがあります。

2017予算審議予想2

平成29年度予算審議、始まっています

 2017年2月5日現在。平成29年度予算の審議が衆議院で始まっています。2月1日から2月3日までの3日間で、総理大臣をはじめとする全閣僚が出席する基本的質疑が行われました。

 ここまでの予算審議の実績と予想をまとめました。予算委員会衆議院の本会議の定例日は火曜日・木曜日・金曜日なので採決予想日は2月23日と予想しました。

2017予算審議予想1

代表質問は2月16日から:予算の年度内成立、さらに苦しく

■2月12日、来年度予算案提出

 2015年2月14日現在。2月12日に2015年度予算案が衆議院に提出されました。来年度予算案の提出に伴い、同日、総理大臣による施政方針演説など政府四演説が行われました。

■野党の勝利、慣例通り一日おいての代表質問

 演説に対する代表質問は2月16日から行われることで、与野党が合意しました。衆議院で2月16日、17日。参議院で2月17日、18日に行われます。

 来年度予算案の年度内成立を目指す与党としては、演説の翌日、2月13日から代表質問を行いたかったところです。しかし、野党は「大臣の演説に対する質疑は、演説の翌々日以後に行う」という慣例があることから、2月13日から代表質問を行うことを認めませんでした。

 所信表明演説のあった日の翌日に代表質問が行われることもあるので、必ずしもこの慣例を守っているというわけでもないのですが、今回は慣例通りとなったようです。

■予算成立は4月8日以降か?

 代表質問が2月16日になったことで、昨年並の審議日数となった場合の予算審議は以下のようになります。

 余裕は1日しかありません。しかも、予算審議を止める要因である日切れ法案は考慮していません。日切れ法案で5日とられ、暫定予算で2日とられるとすると、来年度予算案の成立は、4月8日以降になるでしょう。ちなみに、3月10日に予算案が衆議院を通過した場合は、4月8日で憲法60条が定める予算案の自然成立となります。

20150214 February20150214 March

2014年度予算、参議院予算委員会審議実績まとめ

 2014年3月21日現在。2014年度予算の参議院予算委員会での審議実績をデータで振り返ってみましょう。

    参議院予算委員会 2014年度予算審議実績

  • 基本的質疑:3回
  • 一般質疑:4回(うち1回は3/20に1時間)
  • 集中審議:5回(うち1回は3/20に2時間30分)
  • 中央公聴会:1回
  • 委嘱審査:2回
  • 締めくくり質疑、討論、採決:1回(3/20に2時間30分)
  • 予算委員会開催回数:14回
  • 基本的質疑・一般質疑・集中審議・締めくくり質疑の総質疑時間:64時間
  • 総質疑時間にしめる集中審議の比率:44%(28時間/64時間)

 昨日20日付の日経新聞朝刊に、民主党の榛葉(しんば)参議院国対委員長が「集中審議は衆院と同じ時間だ」と言ったという記事が出ていましたが、私のカレンダーで数えても28時間で同じです。私の作ったカレンダーも、そこそこ正しいようです。

参議院予算審議 201403212

2014年度予算案、可決・成立の見込み

 2014年3月20日現在。本日、参議院予算委員会は2014年度予算案を採決、与党の賛成多数で可決される見込みです。予算案は、本日の本会議に緊急上程され、可決・成立する見込みです。

 本日付の日経新聞朝刊によると、審議入から39日での成立は戦後3番目の早さだそうです。今国会が与党ペースで進んでいることが、数字で示されている一例です。 参議院予算審議 20140320

2014年度予算審議の状況と見通し・3/10〜3/14

 2014年3月16日現在。2014年度予算案の審議も終盤です。先週までの審議状況のまとめです。

  • 基本的質疑:3回
  • 一般質疑:3回
  • 集中審議:3回
  • 中央公聴会:1回
  • 予算委員会開催回数:10回
  • 総質疑時間(中央公聴会除く):50時間49分

 委嘱審査を含まないと、参議院予算委員会の総質疑時間は63時間程度になりそうです。

 本日付の読売新聞朝刊に、予算委員会の集中審議が昨年より減っているという記事が出ていました。減っているのは確かですが、昨年が異常に多かっただけです今年の集中審議と野田内閣の2012年度の集中審議と比べると、衆参ともに一回分少ないだけなので、普通になったというところでしょう。 20140316参議院予算審議

2014年度予算審議、参議院の審議日程出揃う

 2014年3月13日現在。政府・与党が目指す3月20日の2014年度予算案成立に向け、参議院の予算審議日程が出揃いました

■3/20までの日程がきれいに埋まった

 日程が出揃ったと思った理由は、自作の参議院の予算審議日程を記載したカレンダーで、3月20日までの予定がすべて埋まったからです。以下が決まっている予定を掲載したカレンダーです。

20140313参議院予算審議

 政府・与党が目指している3月20日までびっちり埋まりました。ちなみに、カレンダー中の「委嘱審査」は、衆議院の「分科会」のようなものです。参議院のそれぞれの委員会で担当している省庁の予算を審議します。

 3月20日に採決と仮定すると、ほぼ衆議院と同じ日程になることになります。首相が出席する集中審議は4回で、衆議院と同じです。集中審議の回数を衆参で同じにする慣例があるのかもしれません。

日切れ法案審議の影響で予算審議の時間は短くなる?

 2014年3月12日現在。昨日の参議院予算委員会は一般質疑が行われました。審議時間は1時間35分でした。いままでと比べると、一日の審議時間が少ないです。昨日は、他の委員会で大臣の所信表明が行われていたため、審議時間が短くなったものと思われます。

 以下は民主党の松原国対委員長の記者会見での発言です。

国会日程については、衆院は先週から参院予算委員会の合間を縫って日切れ法案(年度末で失効する時限立法の期限を延長する法案など)等の審議に入っていると報告。拙速な審議は避け、しっかりと質疑時間を確保し、充実した審議を求めていくとした。

『東日本大震災から3周年「復興に全力で取り組んでいく」 記者会見で松原国対委員長 – 民主党』

 「合間を縫って」と言っても、一日中予算委員会を開いていたら、予算委員会に出席している大臣の答弁が必要な委員会では審議ができません。今週、来週は、予算委員会が開かれたとしても、審議時間が5時間以下の日が続くかもしれません。

20140311参議院予算審議

2014年度予算審議の状況と見通し・3/3〜3/7

 2014年3月9日現在。2014年度予算案の審議の場は参議院に移りました。先週の審議状況のまとめです。

  • 基本的質疑:3回
  • 一般質疑:2回
  • 予算委員会開催回数:5回
  • 総質疑時間:30時間42分

■集中審議がまだない

 先週は、基本的質疑があったからか、首相出席の集中審議は行われませんでした。今週に2回位集中審議があるんじゃないかと思います。

■日切れ法案審議による影響はあるか

 よくわからないのは、日切れ法案の審議が始まったことで、予算審議に影響が出るかどうかです。もしかしたら、想定される採決日である20日までのあいだに、予算委員会が開かれない平日があるかもしれません。

■参議院は七掛けは事実か

 中央公聴会の開催を議決したのが、衆議院では6回めの予算審議であったのにたいして、参議院では4回めの予算審議でした。参議院の審議は衆議院の七掛けと言われますが、中央公聴会の開催決定までの審議回数は確かに七掛けでしたね。

 もし、予算委員会開催回数も七掛けだとすると、参議院では9回か10回くらいしか審議しないことになるのですが、果たしてどうなるのでしょうか。

20140309参議院予算審議