政府と野党の政策協議はハードルが高い


 2014年1月30日現在。安倍首相がみんなの党の渡辺代表に政策協議を提案したことで、与党がゆれています。

 政府とみんなの党が政策協議するタイミングは3つあります。1つは与党が法案の内容を議論する前。2つめは、与党が法案の内容を議論している間。そして3つめは、与党が法案を内容を議論し終わった後です。

 3つめのタイミングは、与党が結論を出したものを政府と野党で変えてしまうことになるので難しいです。

 2つめのタイミングは、与党が議論している間に政府と野党で協議することになり、議論が2重になります。矛盾する結論が出た時に、話をまとめるのに一手間かかります。

 かといって、1つめのタイミングでは政府と野党が合意した内容を、与党が汲む形で結論を出さなければ野党が納得しません。そして、与党が政府と野党の合意したものをすんなり受け入れるかどうかわかりません。

 どのタイミングで政策協議しようと、与党が協議に加わらなければ話がまとまりません。政府と野党の直接の協議というのはかなりハードルが高いといえます。

 ちなみに、与党である自民党と公明党は、「政府・与党間で政策を詰めた後に野党との合意形成を目指す従来方針で臨む(時事ドットコム『政策協議は政府・与党間優先=自公幹部が確認』2014/01/29-12:06)」という方針で今のところ一致しています。従来方針というのは、与党と野党で合意形成をめざすということです。

 果たして、どのような形で政府と野党の政策協議が行われるのでしょうか。


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