参議院厚生労働委員会1日4法案審議(うち2法案可決)


 2013年12月4日現在。12月2日、参議院議院運営委員会は、9法案を本会議での趣旨説明を省略して各委員会に付託することを決定しました。付託された法案のなかには、民主党をはじめとする野党が本会議での趣旨説明を求めていた内閣提出法案がありました。このため野党は「委員長の議事運営が強引だ」として自民党の岩城光英議院運営委員長の解任決議案を提出しています。

 参議院厚生労働委員会にも12月2日に付託された法案はありました。まず、インターネットでの薬販売を解禁する薬事法改正案です。薬事法改正案は、12月3日に厚生労働委員会で趣旨説明(衆議院で言う「提案理由説明」)を終えています。

 次に、いずれも参議院議員発議である、「中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の一部を改正する法律案」と「がん登録等の推進に関する法律案」です。こちらも12月3日同時に審議され、与野党の賛成で可決しています。

 ちなみに民主党は欠席でした。12月2日の9法案付託に反発して厚生労働委員会などの4つの委員会に欠席したということです。与野党で争いがない法案の可決に加わらないで、民主党にはどのようなメリットがあったのでしょうか。気になります。

 これで、衆参の厚生労働委員会の状況は以下のようになります。

衆参厚生労働委員会日程予想


12/2(月) 12/3(火) 12/4(水)
定例日
12/5(木) 12/6(金)
定例日
会期末
    生活   生活
(採決?)


12/2(月) 12/3(火)
定例日
12/4(水) 12/5(木)
定例日
12/6(金)
会期末
プログラム
(参考人質疑)
プログラム
(質疑終局)
薬事
(趣旨説明)
中国残留邦人
(可決)
がん登録推進
(可決)
  プログラム
(採決?)
薬事
 

 会期末の12月6日を使えば、薬事法改正案(衆議院での審議実績は3回)も余裕で成立しそうです。また、衆議院の厚生労働委員会の日程には余裕があるので、12月3日に可決した中国残留邦人自立支援法案とがん登録推進法案も成立しそうです。

 それにしても、いくら与野党で争いがない法案とはいえ、1日で可決されるのはすごいですね。会期末の参議院の委員会では、1日に4法案の審議ができるということがわかりました。


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